【カンタン】証明写真の切り方と貼り方|初心者でも失敗しない方法とコツを解説
証明写真は公的機関へ提出することが多く、細かいサイズ規定があります。
この記事では、証明写真の切り方をわかりやすく解説します。
必要な道具、切り方、貼り方の手順まで丁寧に紹介します。
写真館では証明写真専用のカッターを使用しています。自分で切るのが不安な方は写真館で撮影するのもおすすめです。
今回は自宅で上手に切る方法です。ぜひチェックして下さい。
証明写真を切る前に準備する道具
証明写真を綺麗に切るためには、以下の3つの道具を揃えてください。
道具が揃っていないと、切り口が曲がったり、写真が損傷したりするリスクが高まります。
上記のリストはあくまでおすすめです。自宅にある道具で代用しても問題ありません。
証明写真を正確に切る手順
以下のとおりです。
- 写真を固定する
- 写真に定規をあてる
- カッターで切る
1.写真を固定する
平らで安定したテーブルやデスクを準備して、その上にカッティングマットを置きます。
作業スペースが傾いていると正確に切れません。
写真を手(あるいはマスキングテープ)で固定します。
薄手の手袋をするのがおすすめ。証明写真に指紋がつくのが防げます。
2.写真に定規をあてる
定規がずれないように、片手でしっかり押さえながら作業してください。
金属製の定規を使うと、カッターがぶつかっても破損しにくく安全です。
3.カッターで切る
カッターの刃は必ず新しいものにしてください。
1番多い失敗は、古い刃を使って写真がボロボロになってしまうことです。
カッターは軽く握り、必ず一定方向に切ります。
一度に切り終えず、数回に分けて少しずつ刃を進めると綺麗な切り口が得られます。
証明写真を正確に貼る手順
証明写真は貼り方に失敗すると、申請書が受理されない可能性があります。
ここでは、証明写真を正確に貼るための手順とコツを解説します。
- 貼る場所を確認
- 向きの確認
- のりやテープを準備
- のりやテープで貼る
1.貼る場所を確認
提出書類には、写真を貼るための指定スペース(ガイドライン)があります。
このスペース内に収まるよう、写真の位置を慎重に確認してください。
2.向きの確認
証明写真には上下があります。
顔の向きや背景が正しい向きで貼られているか確認しましょう。
3.のりやテープを準備
証明写真を貼るのに1番簡単なのが、スティックのりです。
- スティックのり:均一に塗布でき、写真がしわになりにくい。乾燥後もきれいな仕上がり。
- 両面テープ:即座に接着できるが、写真位置の調整が難しい。
- 液体のり:写真が波打つ原因になるためおすすめしない。
証明写真を貼る時には、小さなスティックのりが扱いやすくおすすめです。
4.のりやテープを貼る
写真の裏面に薄く均一にスティックのりを塗ります。
写真を指定スペースに置き、軽く指先で調整します。
貼り直しが必要になる場合があるため、接着剤が完全に乾く前に位置を確定させます。
スティックのりで四隅を丁寧に塗ることで、剥がれを防ぎます。
両面テープの場合は、写真の四隅と中央にテープを貼り付け、しっかりと固定します。
空気が入らないよう、中央から外側に向かって軽く押さえながら貼り付けます
証明写真によくあるサイズの一覧【目的別】
証明写真は目的によって必要なサイズが異なります。
正しいサイズを知らないと、提出時に再作成を求められることがあります。
ここでは、主要な証明写真の目的に対応するサイズを一覧形式でわかりやすくまとめました。
日本国内でよく使われる証明写真サイズ
以下のとおりです。
履歴書用
サイズ:縦40mm × 横30mm / 特徴:一般的な就職活動やアルバイト応募で使用されるサイズ。顔が中央に配置され、背景は白や淡色の規定が多いです。
パスポート用
サイズ:縦45mm × 横35mm / 特徴:背景、顔のサイズ、位置に厳密な規定があるため、写真館で撮影するのがおすすめです。
マイナンバーカード用
サイズ:縦45mm × 横35mm / 特徴:パスポートと同じサイズです。背景は単色(白や淡い色)で、髪や顔がしっかり写っていることが求められます。
運転免許証用
サイズ:縦30mm × 横24mm / 特徴:顔のサイズ、位置に厳密な規定があるため、免許試験会場や警察で撮影ができます。一部の地域では写真館で撮影した写真を免許に使うことができます。
資格試験
サイズ:用途によって異なる(例:縦50mm × 横40mm) / 特徴:用途に応じて確認が必要。背景色の指定がある場合もあるため、事前に確認しましょう。
サイズの測定方法と確認のポイント
証明写真のサイズが分からない場合は、必ず申請先(学校、企業、行政機関など)で指定サイズを確認してください。
また証明写真を切り終わった後は、再度測定をしましょう。
目的によっては数ミリの違いでも受理されない場合があります。
スマートフォンで撮影した写真を証明写真サイズに調整する方法
スマートフォンで撮影した写真を証明写真として使用する場合、サイズや品質の調整が必要です。
スマートフォンアプリやオンラインツールを活用すれば、自宅で簡単にサイズ変更や印刷が可能です。
ここでは、具体的な方法と注意点を解説します。
スマートフォンアプリやオンラインツールでのサイズ変更方法
おすすめのサイズ調整ツールやアプリは以下のとおりです。
- ID Photo(iOS/Android):証明写真のサイズ調整から背景編集まで対応。
- 履歴書カメラ(iOS/Android):履歴書用証明写真に特化した使いやすいアプリ。
- Photopea:無料の画像編集ツールで、サイズ調整やトリミングが簡単に行えます。
- 証明写真メーカー(Web版):ブラウザ上で証明写真を作成できる便利なサービス。
スマートフォンで撮影した写真を印刷する際の注意点
スマホ写真を証明写真として使用するためには、印刷時の品質にも注意が必要です。
解像度の設定
写真は高解像度(300dpi以上)で保存してください。解像度が低いと、印刷時にぼやけた仕上がりになります。
プリント方法
セブンイレブンやローソンでは、証明写真専用のプリントサービスも提供されています。
家庭用プリンターで印刷する場合は、高品質の光沢紙を使用してください。
普通紙だと色合いや仕上がりが不十分になる場合があります。
証明写真の切り方に関してよくある質問
- 切り口がガタガタになってしまいました。どうすれば良いですか?
-
新しい写真を印刷して、カッターの刃を新しいものに交換し、軽い力で数回に分けて切り進めてください。
再印刷ができない場合は、紙やすりで軽く整えることもできます。
- サイズを間違えた場合、どうしたら良いですか?
-
再印刷しましょう。
もし再印刷ができない場合は、若干の誤差であれば、提出先が許容範囲として認めることがあります。
申請書類に記載されている基準を確認してください。
- フチが欠けていても問題ありませんか?
-
再印刷しましょう。
特にパスポートやビザなどの公的機関に申請する場合は厳しくチェックされて弾かれます。
再印刷ができるように必ずデータは購入しておきましょう。
まとめ : 証明写真は必ず下準備をしてから切ろう!
証明写真は目的によって、様々な規定が求められます。
ですので、少し面倒でも道具を揃えた方が、申請却下のリスクが減らせますので、コストパフォーマンスが良いです。
証明写真を1人で準備するのが不安な人は、最寄りの写真館やフォトスタジオに相談してみましょう。
一の宮写真館では証明写真の国家資格を有するプロカメラマンが撮影します。
それでは今回は以上になります。
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