【注意】証明写真の裏に名前を書くべき理由!書き方のコツも解説

証明写真の裏に名前を書く

結論から、証明写真の裏に名前を書く理由は、紛失や混同を防ぐためです。

例えば、履歴書から証明写真が剥がれて落ちてしまったときに、名前がないと誰の写真か分からなくなってしまいます。

この記事では、証明写真の裏に名前を書くときのポイントや注意点を解説します。

この記事を書いた人
⚪︎⚪︎のアバター 高野 純 フォトグラファー

創業112年、一の宮写真館のフォトグラファー。家族写真・証明写真・学校写真をメインに撮影。資格 : 1級写真技能士 / 受賞歴 : 富士フイルム営業写真コンテスト優秀賞 / カメラはFuji、sonyを愛用。趣味 : 古着屋巡り

証明写真の裏に名前を書くときのポイント

ペンで文字を書く

証明写真の裏に正しい方法で名前を書くことで、紛失や混同を防ぐだけでなく、書類全体の印象を良くすることができます。

ここでは、書き方のポイントを3つ解説します。

証明写真の裏に名前を書くときのポイント
  • 筆記用具の選び
  • 滲みや裏写りを防ぐためのコツ
  • 写真が傷つかない書き方

筆記用具の選び方

細字の油性ペンを選びましょう。

証明写真に名前を書くためのペン

滲みにくく、乾きが早いため、小さな文字を書くのに向いています。

水性ペンやジェルペンはインクが乾くのに時間がかかるため、避けて下さい。

滲みや裏写りを防ぐためのコツ

必ず同じ素材の紙試し書きをしてください。

そのうえで、本番は平らなテーブルの上で記入します。

書いた部分にはすぐに触れずに、5分ほど待ちましょう。

写真が傷つかない書き方

油性ペンを持つときに、小指に力を入れると筆圧を和らげることができます。

筆圧を和らげて書く方法

強く押し付けすぎると、写真の表面にへこみが生じることがあります。

証明写真は傷がつきやすいため、リラックスして書きましょう。

証明写真の裏に名前を書くときの注意点【場所と内容】

指でポイントを指す

証明写真裏への名前の書き方と注意点をまとめます。

証明写真の裏に名前を書くときの注意点
  • 名前を書く場所
  • 漢字・ひらがな・カタカナを選ぶ基準
  • 学校名や撮影日の記載

正しく書くことで書類の信頼性を高め、提出先の負担を減らすことができます。

名前を書く場所

特に指定がない場合は、片隅やハジにしましょう。

証明写真の裏に名前を書く場所

写真の表面(顔部分)に凸凹した傷をつける心配がありません。

漢字・ひらがな・カタカナを選ぶ基準

名前の表記は、提出先の要件を確認して下さい。

以下にポイントをまとめます。

漢字・ひらがな・カタカナを選ぶ基準
  • 漢字 … 日本では正式な書類の場合、漢字がおすすめ
  • ひらがな / カタカナ … 名前の漢字が難しい場合や、指示がある場合に使う

提出先の指示がない場合は、漢字がおすすめです。

学校名や撮影日の記載

学校名や撮影日の有無は、必ず提出先の要件を確認して下さい。

以下にポイントをまとめます。

学校名や撮影日の記載について
  • 学校名 / 学部名:名前の下に小さく書く
  • 撮影日:撮影日を記載することで、写真が最新のものであることを証明できる。規定がない場合は、書く必要はなし。

写真の用途を限定してしまうため、不要な情報は書かないでください。

証明写真の裏に名前が必要なシーン

面接

受験や就職活動など正式な書類を提出する際に必要です。

以下に具体的な例とポイントを解説します。

履歴書や応募書類での使用例

企業では多くの履歴書を扱います。

そのため写真が剥がれたり、混ざったりした時に、誰の写真かすぐに判別できるように名前を記載します。

履歴書では、必ずフルネームを記載します。

一部の企業や学校では、特定の書式を求める場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

資格試験や受験での名前記載の必要性

3ヶ月以内の証明写真を使い、名前を記載することで試験会場での混乱を防ぐことができます。

また名前と一緒に受験番号を記載しておくと、トラブルが起きた際に特定しやすいです。

なお、試験会場で追加記載を求められる場合があるため、必ず油性ペンを持参しておきましょう。

パスポート申請での注意点

パスポート申請では、写真に名前を書くケースは少ないです。

ただし以下のような場合に必要となることがあります。

パスポート申請での注意点
  • 日本国外での申請時:現地の申請ルールで、証明写真に名前を書くよう指定される場合がある
  • 補助的な管理のため:申請書類が多い場合、写真を紛失しないよう名前を書いておくと安心

申請する国や地域ごとにルールが異なるため、事前に確認しておきましょう。

証明写真の提出時に必ずやるべきこと

4つの電球を比較

証明写真を提出する際には、トラブルを防ぐためにも以下のポイントをチェックしましょう。

最新の写真を使う

提出する写真は、必ず最近撮影したものを使用しましょう。

一般的に、証明写真撮影から3か月以内のものが推奨されます。これは、顔つきや髪型などが変わっている可能性があるためです。

また申請先が指定する要件に従い、背景色や表情が適切であるかを確認してください。

古い写真を使用すると、提出先でのトラブルになる可能性があるため注意が必要です。

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しっかり貼る

証明写真をしっかりと貼ることで、提出先での紛失を防ぐことができます。

カンタンにできる貼り方をまとめましたので、参考になれば嬉しいです。

証明写真の裏に名前を書くときによくある質問

よくある質問

証明写真の裏に名前を書くときによくある質問に対して、具体的な回答をまとめました。

証明写真の背景色は何色が良いですか?

証明写真の背景色は、提出先の指定や目的によって指定があるため、必ず申請書類を確認しましょう。

日本国内で使用する場合は、白(ホワイト) / 青(ブルー)が多いです。

そのため、裏書きする際には、字が浮き出てきてしまうことがあるので優しく書いて下さい。

シールタイプの証明写真では、どんなふうに書けば良いですか?

シールタイプの証明写真は、裏面に名前を書くことが難しいです。

そのため、透明なラベルに名前を書き、写真の裏に貼り付ける。

あるいは、シールに直接印刷しておくのがおすすめです。

失敗した場合に修正液を使っても良いですか?

修正液を使わずに、再印刷して書き直すのをおすすめします。

修正液を使うと、裏面がガタガタになってしまい、剥がれ落ちる可能性があるからです。

名前を書くのを忘れたら、合格できませんか?

合否に影響はありません。万が一、証明写真が剥がれてしまったときのリスクを防げます。

まとめ : 証明写真は目的に合わせて、裏に書く情報を変えよう

ペンで文字を書く

証明写真の裏に名前を書くことで、紛失や混同といったトラブルを防げます

また直近3ヶ月以内の写真も使用することで、本人確認の手間を減らすこともできます。

1人で証明写真を準備するのが不安という人は、ぜひお近くの写真館やフォトスタジオに相談してみて下さい。

もし、証明写真スタジオに悩んでいる方は100年以上続く歴史ある一の宮写真館がおすすめです。

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