【注意】証明写真の裏に名前を書くべき理由!書き方のコツも解説
結論から、証明写真の裏に名前を書く理由は、紛失や混同を防ぐためです。
例えば、履歴書から証明写真が剥がれて落ちてしまったときに、名前がないと誰の写真か分からなくなってしまいます。
この記事では、証明写真の裏に名前を書くときのポイントや注意点を解説します。
証明写真の裏に名前を書くときのポイント
証明写真の裏に正しい方法で名前を書くことで、紛失や混同を防ぐだけでなく、書類全体の印象を良くすることができます。
ここでは、書き方のポイントを3つ解説します。
- 筆記用具の選び方
- 滲みや裏写りを防ぐためのコツ
- 写真が傷つかない書き方
筆記用具の選び方
どちらも滲みにくく、乾きが早いため、小さな文字を書くのに向いています。
水性ペンやジェルペンはインクが乾くのに時間がかかるため、避けて下さい。
滲みや裏写りを防ぐためのコツ
必ず同じ素材の紙で試し書きをしてください。
そのうえで、本番は平らなテーブルの上で記入します。
書いた部分にはすぐに触れずに、乾くまで待ちましょう。
写真が傷つかない書き方
証明写真は傷がつきやすいため、軽い力で丁寧に書きましょう。
強く押し付けすぎると、写真表面にへこみが生じることがあります。
写真の裏に柔らかい紙を敷くことで、筆圧を和らげることができます。
証明写真の裏に名前を書くときの注意点【場所と内容】
証明写真の裏に名前を書くときの注意点をまとめます。
- 名前を書く場所
- 漢字・ひらがな・カタカナを選ぶ基準
- 学校名や撮影日の記載
正しく書くことで書類の信頼性を高め、提出先での管理の負担を減らすことができます。
名前を書く場所
証明写真の裏面に名前を書く位置は、片隅や端にしましょう。
特に指定がない場合は、名前が目立ちすぎず、写真の表面を傷つける心配がありません。
また提出先の書類管理がしやすいよう、名前は写真と同じ向きで書きます。
漢字・ひらがな・カタカナを選ぶ基準
名前の表記方法は、提出先の要件を確認して下さい。
以下にポイントをまとめます。
- 漢字 … 日本では正式な書類の場合、漢字での記載が最も信頼性が高いとされています。
- ひらがな / カタカナ … 名前の漢字が難しい場合や、指示がある場合には、ひらがなまたはカタカナを使用します。
提出先の指示がない場合は、漢字を使うのがおすすめです。
学校名や撮影日の記載
学校名や撮影日の有無は、必ず提出先の要件を確認して下さい。
以下にポイントをまとめます。
- 学校名 / 学部名:学校名や学部名は名前の下に小さく記載。
- 撮影日:撮影日を記載することで、写真が最新のものであることを証明できる。規定がない場合は、書く必要はなし。
- 不要な情報は書かない:必要な情報以外は書かない。写真の用途を限定してしまう可能性があるため。
証明写真の裏に名前が必要なシーン
受験や就職活動など正式な書類を提出する際に多く見られます。
以下に具体的な例とポイントを解説します。
履歴書や応募書類での使用例
企業では多くの履歴書を扱うため、写真が剥がれたり混ざったりした際に誰のものかすぐに判別できるよう、名前を記載します。
履歴書では、必ずフルネームを記載します。
一部の企業や学校では、特定の書式を求める場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
資格試験や受験での名前記載の必要性
3ヶ月以内の証明写真を使い、名前を記載することで試験会場での混乱を防ぐことができます。
また名前と一緒に受験番号を記載しておくと、トラブルが起きた際に特定しやすいです。
なお、試験会場で追加記載を求められる場合があるため、必ず油性ペンを持参しておきましょう。
パスポート申請での注意点
パスポート申請では、写真に名前を書くケースは少ないですが、特殊な場合には必要となることがあります。
- 日本国外での申請時:現地の申請ルールで、証明写真に名前を書くよう指定される場合があります。
- 補助的な管理のため:申請書類が多い場合、写真を紛失しないよう名前を書いておくと安心です。
申請する国や地域ごとにルールが異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
証明写真の提出時に必ずやるべきこと
証明写真を提出する際には、トラブルを防ぐためにも以下のポイントをチェックしましょう。
最新の写真を使う
提出する写真は、必ず最近撮影したものを使用しましょう。
一般的に、証明写真は撮影から3か月以内のものが推奨されます。これは、顔つきや髪型などが変わっている可能性があるためです。
また申請先が指定する要件に従い、背景色や表情が適切であるかを確認してください。
古い写真を使用すると、提出先でのトラブルになる可能性があるため注意が必要です。
しっかり貼る
証明写真をしっかりと貼ることで、提出先での紛失を防ぐことができます。
カンタンにできる貼り方をまとめましたので、参考になれば嬉しいです。
証明写真の裏に名前を書くときによくある質問
証明写真の裏に名前を書くときによくある質問に対して、具体的な回答をまとめました。
- 証明写真の背景色は何色が良いですか?
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証明写真の背景色は、提出先の指定や目的によって指定があるため、必ず申請書類を確認しましょう。
日本国内で使用する場合は、白(ホワイト) / 青(ブルー)が多いです。
そのため、裏書きする際には、字が浮き出てきてしまうことがあるので優しく書いて下さい。
- シールタイプの証明写真では、どんなふうに書けば良いですか?
-
シールタイプの証明写真は、裏面に名前を書くことが難しいです。
そのため、透明なラベルに名前を書き、写真の裏に貼り付ける。
あるいは、シールに直接印刷しておくのがおすすめです。
- 失敗した場合に修正液を使っても良いですか?
-
修正液を使わずに、再印刷して書き直すのをおすすめします。
修正液を使うと、裏面がガタガタになってしまい、剥がれ落ちる可能性があるからです。
まとめ : 証明写真は目的に合わせて、裏に書く情報を変えよう
証明写真の裏に名前を書くことで、紛失や混同といったトラブルを防げます。
また直近3ヶ月以内の写真も使用することで、本人確認の手間を減らすこともできます。
1人で証明写真を準備するのが不安という人は、ぜひお近くの写真館やフォトスタジオに相談してみて下さい。
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